2012年3月11日日曜日

20120309 南相馬 原発最前線の街で生きる


20120309 南相馬 原発最前線の街で生きる 投稿者 PMG5

NHKスペシャル・3.11 あの日から1年「南相馬 原発最前線の街で生きる」

福島県南相馬市。人口7万あまりのこの町は、福島原発事故の後も住民が住み続けた<原発に最も近い街>となった。半径20キロ以内が立ち入り禁止とされたのに対し、原発から北西20-30キロの区域の広い部分は「国が居住可能」と判定、事故直後も、子供や若年層などが一時避難したものの、3割の住民は町を離れることはなかった。
あれから一年、町は一見、落ち着きを取り戻したかにみえる。しかし事故は、人々の心に容易にぬぐい去ることの出来ないものを残した。それはいったい何なのか?
今回、私たちは、南相馬市で1年近く密着取材を重ね、100時間を超える人々の肉声をつぶさに記録してきた。そこには、あの日以来、身に降りかかってきた無数の予期せぬできごとに向き合わざるを得なかった人間一人一人の心の動きが克明に刻み込まれている。
「故郷から逃げるべきか、残ってもいいのか」、「その先に希望はあるのか、ないのか」
「何の見通しも立たない中、闘うのか、耐えるのか・・・」
事故を起こした原発と隣り合わせの日常の中、突然、住民にもたらされた悲劇、その実相を描き出す。

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