20111127 海のホットスポットを追う 投稿者 PMG5
NHKの調査で、海底の放射線量を測定したところ毎時1.72マイクロシーベルトが測定されました。
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地元の漁師の協力で、ウニとウニの餌のアラメとその場所の海水の検査を行なったところ、海水からウニへおよそ50倍と濃度が高まっていく生体濃縮が起こっていました。(海水40.7ベクレル/kg→アラメ421ベクレル/kg→ウニ2017ベクレル/kg)
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そして、アワビからはセシウムだけでなく放射性「銀110m」が検出されました。銀110mは、アワビ(乾燥)から416ベクレル/kg、アワビ肝(乾燥)から1850ベクレル/kgが検出されました。肝の方が濃度が高いことがわかりましたが、現在の検査体制では内蔵を取り除いて検査を行なっているため、内蔵に高濃度の放射性物質があってもわからないという内容でした。
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現在の検査体制ではセシウムだけの数値を気にするしかありませんが、この番組に出演していた核化学者の古川路明氏は、プルトニウムやストロンチウムも測定してほしいと話していました。
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