未曾有の大震災、津波、原発放射線汚染という三重苦に見舞われて、日本での被災者の健康支援を目指して、この主旨に賛同される世界中の皆様の暖かい支援の心を結集し、文明の人災とも言うべき、放射線障害に立ち向かうことを目的とする。Unprecedented earthquake, tsunami hit triple trouble is that the primary radiation pollution, aims to support the health of victims in Japan, bringing together the hearts of everyone in the world is kind support agree with this idea, man-made civilization Also say, the purpose is to confront radiation injury.
2011年8月19日金曜日
ペットボトルが放射線センサーに
ペットボトルが放射線センサーに 投稿者 samthavasa
キャッシュカードよりも一回り小さな透明なプラスチック。これに放射線の一種である紫外線を当てると鮮やかな青い光を放ちます。放射線で光るプラスチック「シンチレックス」です。放射線に反応して青い光を放つプラスチック、実は私たちの身近にあるペットボトルで作られています。
京都大学の原子炉実験所。時折、キジも姿を見せるのどかな実験所では、この日も国内2か所しかない大学の研究用の原子炉が動いていました。放射線物理学が専門の中村秀仁さん。「シンチレックス」の開発者です。中村さんは去年、世界で初めて、ペットボトルに放射線を当てると青く光ることを発見しました。
「温かいペットボトルの茶を飲んでいたときに、実際にペットボトルを切って、放射線に当てたら発光した。ホントに運が良かった、たまたま成功した・・・」(京都大学 原子炉実験所 中村秀仁助教授)
その後、放射線の感度を高める工夫を重ね、これまでの放射線センサーと同じ能力を持つ夢のプラスチックをつくり出しました。最大の特徴は、その安さです。主な成分がペットボトルの樹脂のため、製造コストは従来品の10分の1以下です。
「身近な素材、誰でも手に入る素材であることが一番の特徴。だから従来品に比べ、大幅にコストを下げられる」(京都大学 原子炉実験所 中村秀仁助教授)
しかも、いろいろな形に加工することも簡単で、例えばゴーグルにすると、放射線の高い場所で作業する人たちに色の濃さで放射線の量を知らせることができます。
センサー開発のきっかけは母親・満恵さんのがん。中村さんは放射線を使った最先端の医療機器を誰もが利用できるようにと、安い放射線センサーの開発を続けてきましたが、満恵さんは実用化の目前、亡くなりました。
「(母の最後の言葉は)秀ちゃんのために、今回私は病気になってよかった。ここまで成果を出せたのはがんになったおかげだね・・・」(京都大学 原子炉実験所 中村秀仁助教授)
福島第一原発の事故で人々の関心が高まる放射線。このペットボトル製の放射線探知機は1万円以下で、来月、製品化されます。
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